2022-05-26

組織に属さないという働き方、フリーランス

組織に属さないという働き方、フリーランスに関する記事

事業会社でWEBまわりを担当しており、サイトからは日々様々なお問合せをいただきます。

最近、フリーランスを名乗る方からのお問合せが増えてきたように感じます。少し前までは、そのような問合せはありませんでしたが、ここ最近の増加は顕著です。

昨今、話題の「自由な働き方ブーム」の影響でしょうか。

内容としては、フリーランスでWEB制作をしている。WEBデザイン、LP制作、Wordpressでのサイト構築などを任せてもらえないか…etc。ポートフォリオや携わったという制作事例を、一方的に送ってこられるのですが、クオリティが低く、お任せしたいという気持ちにはならない、というのが正直なところ。ポートフォリオも共通点があるというか、どれも似通った印象があります。

いままで取引きをしたことがない、顔も仕事のレベルも知らないとなると、仮にわたしが魅力を感じて会社に推薦したとしても、会社の稟議は下りないでしょう。適正な価格の料金を支払い、法人格のある制作会社に依頼するのが、結局スピーディーでクオリティも担保でき、無用なトラブルを避ける方法だと考えてしまいます。

一般的な企業では、突然お問合せフォームから、御社のWEB制作を任せてください!と連絡をもらっても、正直なところ対応が難しいです。このような営業活動から実際に仕事に繋げ、収入を得る、生活を安定させるということが想像できません。しかし、世の中には、実際に委託する企業があるから、このような営業が成り立つのでしょうか。

わたしは社会に出てからずっと、会社という組織に属していて、そういった働き方をしたことがないので、よくわかりません。正直、組織に属さず、自分のスキル一本で生きてゆくといのは魅力的であり、羨ましいという気持ちがあります。

また、大学を出たての20代前半で、そのような選択、生き方ができるというのは、自分にはできなかったことなので、単純にすごいと感じます。(そういった働き方があると知らなかった、というのが正しいのかもしれません)

会社員として数年働いてきましたが、とても不自由で窮屈な生き方をしてしまってるとふと思うことがあります。もっと自由な働き方はできないか。

いや、働き方というより生き方のはなしでしょうか。

また、すっかり会社という存在に依存してしまいました。給与所得に頼らなければ生活できませんから。今日、会社がなくなっても、自身の稼ぐ力や配当所得などで十分生活してゆけるような状況をつくりたい。特に最近は、コロナウイルスの流行もあり、その気持ちがより強くなってきました。

昔のことは詳しくわかりませんが、IT環境が発展したことで、様々な情報が溢れ個人の選択肢は増えました。スキルさえあれば東京でなくてもダイナミックな働き方ができ、収入に変えることができる。ひとつの組織に定年までしがみついて生きる、一昔前であれば当たり前であった生き方はもはや過去のもの。

とはいえ、会社員として働くことで、人にもまれ、事業の内容を必死に理解し、その過程で成長できたというのも事実。この経験を経なかった自分など想像ができませんし、今後どのような働き方をするにしても、会社員として働くという経験ができてよかったと心から思います。

まとめ

結局、何が言いたいのか、自分自身でもよくわからなくなってきました。笑

隣の芝生は青く見えるし、やりたいことにはリスクが伴うし、時間は有限ということでしょうか。周囲に惑わされないよう、一歩一歩、積み上げながら進んでゆくしかないと改めて感じた今日この頃でした。