2022-04-17

Googleマイビジネスで心当たりのない「オーナー権限リクエスト」が届いた

Googleマイビジネスに関する記事

先日、勤務先で管理しているGoogleアカウント宛てに「オーナー権限リクエストが届きました」と連絡がありました。このようなリクエストがあった場合、どのような対応をするべきなのでしょうか。

オーナー権限リクエストとは

Googleマイビジネスには、すでにオーナー確認が済んでいるGoogleビジネスプロフィールについて、そのプロフィールの現在のオーナーにオーナー権限をリクエストすることができます。

ここからリクエストされると、メインのオーナーにリクエストの連絡が届きます。

owner登録リクエスト

「オーナー権限リクエスト」が届いた場合、次のような可能性が考えられます。

  • 第三者によるいたずら
  • 第三者による乗っ取りの意図

もちろん、適切なオーナー権限リクエストもあると思いますが、その場合は管理者との事前のすり合わせが通常あるのではないでしょうか。(支店やFC店舗からのリクエスト、Googleマイビジネスの管理業者からのリクエスト)

今回のケースは恐らくいたずらでした。

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対処方法

心当たりのない「オーナー権限リクエスト」が届いたら、関係ないだろうと放置するのではなく「拒否」しましょう。数日間放置すると乗っ取られる可能性があるそうです。

届いたメールで「リクエストを審査」をクリック

届いたメールの中の「リクエストを審査」というボタンがあるのでクリックしてください。

リクエストを拒否

オーナー権限リクエストの画面が表示されたら、「リクエストを拒否」を選択します。拒否の理由を記入できます。拒否の理由は「知らないアカウントからのリクエスト」等にしましょう。

リクエストを拒否を選択

これでリクエストは拒否されました。またリクエスト元へリクエストを承認しない旨の通知が送られます。

リクエストの不承認

そのまま放置すると申請が認められてしまう!?

Googleビジネスプロフィールの公式サイトに、気になる記載がありました。

返信がない場合: リクエストから3日が経過しても返信がない場合は、ご自身を対象プロフィールのオーナーとして申請できることもあります。
https://support.google.com/business/answer/4566671

リクエストがあったにもかかわらず、無視したまま放置していると、リクエスト側からオーナーとして申請できることがあるようです。心当たりのないリクエスト申請は拒否しましょう。

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まとめ

昨今では、企業によるGoogleマイビジネスの活用が当たり前となってきました。つまり、単なる無料ツールではなく、企業の資産とも言えます。

不正なリクエストを把握し、資産の管理し企業の集客に役立てましょう。